万博誘致推進室、画像データ残存可能性のあるデジタルカメラ紛失(大阪府) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

万博誘致推進室、画像データ残存可能性のあるデジタルカメラ紛失(大阪府)

大阪府は10月16日、同府政策企画部万博誘致推進室にて個人情報に該当する画像データが残存した可能性があるデジタルカメラを紛失したことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
大阪府は10月16日、同府政策企画部万博誘致推進室にて個人情報に該当する画像データが残存した可能性があるデジタルカメラを紛失したことが判明したと発表した。

これは9月16日に、同府職員が府庁本館1階の万博誘致推進室会議室でデジタルカメラを含むイベント用具を荷造りし機運醸成イベント会場の守口市民体育館付近までタクシーで移動し、積荷を台車に転載し会場に搬入しイベント用具を荷解きした際、該当のデジタルカメラの紛失が判明したというもの。紛失判明後に、職員が周辺を捜索するとともにタクシー会社やイベント会場の最寄り駅や交番に遺失物が届いていないかを確認し同交番に遺失物届を提出した。

紛失したデジタルカメラに残存する可能性があるのは、2017年4月以降に実施したBIE(Bureau International des Expositions:博覧会国際事務局)調査団来阪時の様子を撮影した際に写り込んだBIE調査団や、歓迎イベント参加者の写真、大阪府知事あて表敬訪問者の写真、機運醸成イベント会場の撮影時に写り込んだ人物の写真。なお、非公開での会合など機密事項に係るデータは、万博誘致推進室の職員に実施した調査の結果、消去を確認できたという。

同府では今後、個人情報が残存する可能性がある機器の取扱いに関するルールを作成し、使用者が機器を持ち出す際には、携帯方法や記憶媒体に残るデータの消去について留意するとともに日常の管理を徹底するとのこと。
《ScanNetSecurity》

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