日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)セキュリティーは8月20日、新しいラボ「X-Force Redラボ」を開設すると発表した。8月6日(現地時間)、米ラスベガスで開催された「Black Hat コンファレンス」において発表された。同ラボは、消費者および産業用のIoTテクノロジー、自動車用品、現金自動預払機(ATM)をはじめとするさまざまなデバイスやシステムのセキュリティのテストを専門とする4つのセキュアな施設で構成されるネットワーク。ラボは、米国テキサス州のオースティン、英国のハーズリー、オーストラリアのメルボルン、米国ジョージア州のアトランタに開設され、同社内のハッカーからなる自律的チーム「X-Force Red」により運営される。ラボでは、製品要件の文書化、技術的な詳細分析、脅威のモデル化、セキュリティ要件の作成、侵入テストなどを行い、企業向けの支援サービスも提供する。また、銀行ATMに対する包括的な評価や、攻撃者の観点からのテスト、脆弱性修正の助言、コンプライアンスの準拠支援なども行う。
phpMyAdmin 4.8 系において Local File Inclusion により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.7.23 Mon 8:30