まず、企業の業務と家庭の日常に侵食する各種セキュリティの脅威に関連し、国内外のセキュリティ専門家が今年上半期に分析した問題を中心に、最近目立ってきている脆弱性や攻撃方式、ハッカー組織について見ていきながら、さまざまなセキュリティ上の脅威を予防・防御できる対策と解決策について講演を行う。特にISEC2018は、従来の最高情報セキュリティ責任者(CISO)や最高個人情報責任者(CPO)、情報保護担当者を対象にしたワークショップはもちろん、近年のハッキングなどで情報流出被害を受けた機関・企業のCEOが直接参加して教育を受けられる機会も設けられる。これにより、企業・機関の最高経営責任者であるCEOから現場で実務を担当するセキュリティ担当者まですべてを網羅した教育の機会を提供することで、従業員のセキュリティに対する意識の向上と企業のセキュリティ文化の定着に大きく役立つものと期待される。また、ISEC2018は世界最大の情報保護専門家団体である(ISC)2が共同主管ということで海外有数のグローバル企業が講演に多く参加し、韓国のサイバーセキュリティレベルのグローバル化を早める触媒的役割を担うものと思われる。何よりもISEC2018は、サイバーセキュリティ分野の新技術トレンドをしっかりと把握できる絶好の機会になると思われる。グローバルセキュリティ企業および韓国のセキュリティ企業80社が参加して自社のセキュリティ新技術を展示・実演し、国内外の最高のサイバーセキュリティ専門家が人工知能やビッグデータ、VR/AR、クラウドなどの新技術のセキュリティ問題について講演を行う予定である。8つのキーノートスピーチと90以上に及ぶセッション講演を通じて、セキュリティ分野の新技術とグローバルトレンドを分かりやすく理解できるものと期待される。