一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月2日、CyberNewsFlashとして「仮想通貨を要求する不審な脅迫メールについて」を公開した。7月21日頃より、仮想通貨(BTC)を要求する複数パターンの不審な英文メールが広く出回っており、JPCERT/CCでも確認しているという。メールは、金銭を支払うよう脅迫する内容の、いわゆるスパムメールに分類されるもの。しかし特徴として、件名が受信者のメールアドレスの「@」以前と受信者が実際に使用しているメールパスワードとなっており、本文にも同様に、パスワードが記述されている。JPCERT/CCでは、送信者は何らかの方法で受信者が使っているパスワードを入手している可能性があるとしている。このようなメールを受信した場合は、攻撃者の要求には応じず、冷静に対応を行うよう呼びかけている。また、メール本文で示されているパスワードを実際に使用しているサービスがある場合、異なるパスワードを再設定したり、ログイン履歴を確認したりするなどの対応をすべきとしている。
麻薬市場 Silk Road の Bitcoin をくすねた関係者らを逮捕~米司法局「麻薬ディーラーの仮想通貨は、捜査官の手に渡っていた」(The Register)2015.4.10 Fri 8:30