国立大学法人島根大学は6月22日、同学の教職員がフィッシングメールを受信し偽サイトにパスワードを入力した事案が2件発生したことが判明したと発表した。
1件目は5月7日に、同学教職員1名が海外出張中に宅配業者を騙ったフィッシングメールを受信し誘導先サイトにアクセスしたところ,同学が利用しているメールサービスに類似した偽のサインインページが表示されパスワードを入力してしまいログイン情報を詐取され、5月9日に同学教職員になりすまし多量の迷惑メールが送信されてしまったというもの。
教職員が帰国後の5月14日に、メール送信ができないことから総合情報処理センターへ連絡し、フィッシング被害にあったことが判明。当該アカウントのパスワードについては5月14日に変更済みで、また1回目の迷惑メールが送信後に、メールサービス側で自動的に送信をブロックする設定が行われ、以降の送信は全て失敗したとのこと。
2件目は5月15日に、同学利用の電子メールサービスの障害を装い偽のサインインページへ誘導する英文のフィッシングメールが届き教職員14名がパスワードを入力、うち5名のアカウントに本人が意図しないメール転送先が不正に登録され、メールが外部に転送されアドレスを含む個人情報が漏えいしたというもの。5月23日に多数の教職員宛にフィッシングメールが届き調査を開始したところフィッシングサイトへの入力が発覚し、同日中に誘導先サイトへのアクセスを遮断済みとのこと。
漏えいが確認された個人情報は下記の通り。
・附属病院の患者の氏名とID:1件
・転送されたメールの差出人及び受取人アドレス:573件
・メールの署名等に含まれる個人情報: 最大397件
同学では対策として、具体的な攻撃手法やパスワードが漏えい時に想定される被害等を含め、フィッシングメールをクリックしたときの対応やパスワードの取り扱いについて、改めて教職員に注意喚起を実施、またセキュリティ講習の内容、フィッシング対策訓練の内容、退職者への注意喚起の在り方等について見直しを行うとのこと。
1件目は5月7日に、同学教職員1名が海外出張中に宅配業者を騙ったフィッシングメールを受信し誘導先サイトにアクセスしたところ,同学が利用しているメールサービスに類似した偽のサインインページが表示されパスワードを入力してしまいログイン情報を詐取され、5月9日に同学教職員になりすまし多量の迷惑メールが送信されてしまったというもの。
教職員が帰国後の5月14日に、メール送信ができないことから総合情報処理センターへ連絡し、フィッシング被害にあったことが判明。当該アカウントのパスワードについては5月14日に変更済みで、また1回目の迷惑メールが送信後に、メールサービス側で自動的に送信をブロックする設定が行われ、以降の送信は全て失敗したとのこと。
2件目は5月15日に、同学利用の電子メールサービスの障害を装い偽のサインインページへ誘導する英文のフィッシングメールが届き教職員14名がパスワードを入力、うち5名のアカウントに本人が意図しないメール転送先が不正に登録され、メールが外部に転送されアドレスを含む個人情報が漏えいしたというもの。5月23日に多数の教職員宛にフィッシングメールが届き調査を開始したところフィッシングサイトへの入力が発覚し、同日中に誘導先サイトへのアクセスを遮断済みとのこと。
漏えいが確認された個人情報は下記の通り。
・附属病院の患者の氏名とID:1件
・転送されたメールの差出人及び受取人アドレス:573件
・メールの署名等に含まれる個人情報: 最大397件
同学では対策として、具体的な攻撃手法やパスワードが漏えい時に想定される被害等を含め、フィッシングメールをクリックしたときの対応やパスワードの取り扱いについて、改めて教職員に注意喚起を実施、またセキュリティ講習の内容、フィッシング対策訓練の内容、退職者への注意喚起の在り方等について見直しを行うとのこと。