独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月2日、サイボウズ株式会社が提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.3。製品利用者への周知を目的に開発者が報告した。「サイボウズ Garoon 3.5.0 から 4.6.2 まで」のアプリケーション「通知一覧」には、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2018-0607)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログインしたユーザによって、任意のSQLコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。