独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月27日、ChamaNetが提供する「めもCGI」に、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.8。庄司育雄氏が報告を行った。「めもCGI v2.1800 から v2.2200 まで」には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2018-0617)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって、サーバ上のファイルを閲覧される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。