株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は6月26日、米Phantom社と提携し、セキュリティ運用自動化の「Phantom platform」を提供すると発表した。また、従来提供していた米LookingGlass社の脅威情報サービスを連携できるAppsの開発も行う。これらは、同社が販売・開発するサイバーセキュリティ製品・サービスのさらなる運用効率の向上を目指すもの。Phantomが提供するセキュリティオートメーション・オーケストレーションプラットフォームは、例えばマルウェアかどうかの判断を自動化しセキュリティ製品間の連携を効率化させることで、これまで担当者が30分かかっていた作業を40秒に短縮できるという。また、各社が提供するApps(Phantom platformに提供している追加プラグイン)を活用することで、幅広いサイバーセキュリティソリューションとの連携が可能となる。また、同社の次世代型エンドポイントセキュリティソリューション「InfoTrace Mark II for Cyber Cloud」をPhantom platformにAppsとして提供する。これにより、SOCなど多くのセキュリティ製品を活用する組織が、最小限の運用人数と負荷で最大限の効果をあげられるようになることを期待するとしている。