独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月31日、Pixelpost.orgが提供する「Pixelpost」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。浅井健氏が報告を行った。「Pixelpost v1.7.3 およびそれ以前」には、任意のコード実行(CVE-2018-0604)、クロスサイトスクリプティング(CVE-2018-0605)、SQLインジェクション(CVE-2018-0606)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、管理者権限を持つユーザによって、任意のコードを実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発および配布がすでに終了しているため、Pixelpostの使用を停止するよう呼びかけている。