株式会社ITガードは5月7日、中小企業向けエンドポイントセキュリティソフト「AppGuard Solo」の販売を同日より開始したと発表した。これまでエンタープライズ向けの製品のみとなっていたが、AppGuard Soloの発売により、中小企業でも容易に導入できるようになった。管理サーバは不要で、イベントログ収集やポリシー設定などは各PCから操作が可能。スタンドアロンの環境でもエンドポイントを保護する。対応OSはWindows 7以降、希望小売価格は1台当たり年間9,800円(税抜)。AppGuardは、従来の「検知技術」型(定義ファイル、機械学習、レピュテーション、ホワイトリストなど)とは一線を画す技術となっており、ファイルの不正な活動を検知して、その動作を止める。動作をフックとするため定義ファイルやAIエンジンのアップデートは不要。オフラインでも新種マルウェアを検知できる。また中小企業向けに、ユーザ自身による特別な設定操作を最小限にし、日本企業で使用される代表的なアプリケーションのポリシーはデフォルトで設定されている。GUIやヘルプなどは日本語表示が標準となっている。