PSIRT 構築にあたってのポイントと考え方 | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

PSIRT 構築にあたってのポイントと考え方

IoTセキュリティが話題になるなか、製造業の間ではPSIRT構築の機運が高まっている。社内業務に関するセキュリティ対策チームではなく、製品に特化したセキュリティ対策チームを立ち上げるところが増えている。

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IoTセキュリティが話題になるなか、製造業の間ではPSIRT構築の気運が高まっている。社内業務に関するセキュリティ対策チームではなく、製品に特化したセキュリティ対策チームを立ち上げるところが増えている。

株式会社I・Oデータ機器は、2016年秋のMiraiボットの事件以来、自社製品の脆弱性対応を行うチームを発足させた。具体的には、同社のポケットルータ製品(ポケドラ)にTelnetから侵入できる脆弱性が発見され、一時的に製品の出荷を停止したことがあったためだ。通報は、大学でIoT機器の脆弱性を調査研究しているグループからもたらされた。事態の重大性から、同社はさまざまな対応を行い、PSIRTに相当するグループを社内に設置した。

Internet Week 2017 S10セッションにおいて、I・Oデータ機器 情報セキュリティ対策チーム 島田康晴氏が、製品に関する脆弱性対応の知見から、製造業におけるPSIRT構築の考え方、ポイント、対応方法について解説した。現在、対応する部署がなくPSIRT構築を考えている製造業にとって参考になる情報だ。

《中尾 真二》

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