独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月24日、2018年第1四半期(1月から3月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は3,113件で、累計登録件数が81,523件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの2件(公開開始からの累計は198件)、JVNから収集したもの89件(累計7,953件)、NVDから収集したもの3,022件(累計73,372件)となっている。また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング:(XSS)」414件、「CWE-119(バッファエラー)」326件、「CWE-20(不適切な入力確認)」326件、「CWE-200(情報漏えい)」274件、「CWE-89(SQLインジェクション)」255件などとなっている。製品別登録状況では、「Debian GNU/Linux (Debian)」117件、「Android (Google)」104件、「HPE Intelligent Management Center (ヒューレット・パッカード・エンタープライズ)」96件、「Linux Kernel (Linux)」50件、「Microsoft Edge (マイクロソフト)」46件となっている。