Avastは2月28日、世界12カ国の一般消費者約4万人を対象にした調査「モバイルバンキングアプリ使用に関するグローバル調査」の結果を発表した。調査結果によると、全世界の調査回答者のうち、モバイルバンキングアプリを使用する割合は42%に上った。また、スマートフォンやタブレットによるバンキングサービスを利用しない回答者の30%は、最大の懸念事項としてセキュリティの欠如を指摘している。回答者(日本は含まず)の58%が公式のモバイルバンキングアプリのインタフェースを「偽物」と判断し、36%は偽のインタフェースを「本物」であると判断した。この調査結果からは、ユーザの動きや銀行のログイン情報を収集し、金銭を窃盗する目的で信ぴょう性のあるコピーを作成する際の、サイバー犯罪者の技術の水準・精度の高さが浮き彫りとなっている。また一般消費者は、財布の紛失や、SNSアカウントのハッキングによって個人的なメッセージをのぞき見されることよりも、当座預金口座の金銭を盗まれることを懸念していることも明らかになった。回答者の72%(日本は63%)が、金銭的な損失を第一の懸念に挙げた。
PHP の GD ライブラリの imagecreatefromgif 関数における値処理不備によりサービス不能攻撃が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.2.15 Thu 8:30