独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月6日、株式会社アイ・オー・データ機器が提供する同社製ネットワーク機器に対応したIPアドレス設定ツール「MagicalFinder(マジカルファインダー)」にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.8。三井物産セキュアディレクション株式会社の塚本泰三氏が報告を行った。「MagicalFinder(マジカルファインダー)」に対応した複数の機器には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2018-0512)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能な第三者によって任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、各製品に対応した適切なファームウェアアップデートを適用するよう呼びかけている。
Microsoft Office における数式エディタでのオブジェクト取り扱い不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.28 Sun 21:00