日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は1月29日、サイバーセキュリティ・スペシャリストが集まる組織「セキュリティー・インテリジェンス・センター」を2月1日に設立すると発表した。同センターは、ユーザのサイバーセキュリティ対策を支援する中核となり、世界的なセキュリティ研究開発機関であるIBM X-Forceのナレッジや専門知識の活用、セキュリティ・スペシャリストによる人材の育成を推進する。コマンドセンター(司令塔)の役割を担う同センターでは、事前の対応計画策定から事故対応までの一貫したセキュリティ対策を支援する「IBM X-Force IRIS(Incident Response and Intelligence Services)」や、エシカル・ハッカー(倫理的なハッカー)によるテスト・サービス「IBM X-Force Red」といった既存のサービスを提供するセキュリティ・スペシャリストが、最新の実践的なスキルや知見を共有することにより、さらなる能力の向上を図ることができるとしている。また今後は、セキュリティ人材を育成するための研修プログラムを開発し、企業向けに提供していく。
Microsoft Office における数式エディタでのオブジェクト取り扱い不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.28 Sun 21:00