デロイト トーマツ リスクサービス株式会社(DTRS)は1月25日、24時間365日のセキュリティ脅威分析サービスである「スレット セキュリティモニタリング(TSM)スタンダードサービス」に、オープンソースの全文検索エンジンElasticsearchなどで知られるElastic社の機械学習技術を用いたアノーマリ検知機能を2月1日より追加すると発表した。同社のオペレーションセンターであるサイバー インテリジェンス センター(CIC)でのサイバー脅威の検知手法として追加される。CICではこれまで、各種セキュリティ機器のログをもとに相関分析を行い、脅威を検知していた。今回追加するアノーマリ検知は、機械学習によって得られたベースラインから逸脱するイベント(特異点)を発見し、そのイベントを起因として脅威分析を行う。アノーマリ検知を活用することで、相関分析だけでは発見できなかった脅威への対応が可能となり、より幅広いサイバー脅威を検知することが可能となる。今後は、機械学習によって蓄積される知見を、TSMだけでなくCICが提供する全てのサイバー インテリジェンス サービスに活用されるという。
Oracle Weblogic Server の wls-wsat コンポーネントにおけるデシリアライゼーションの不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.15 Mon 8:30