特定非営利活動法人 日本セキュリティ監査協会(JASA)のクラウドセキュリティ推進協議会(JCISPA)は1月17日、クラウド認証基準研究WGによる「サイバーセキュリティ対策マネジメントガイドライン」を公開した。同ガイドラインは、JIS Q 27001:2014を実装している組織が、そのISMSを生かしてサイバーセキュリティ対策を実施するための要求事項、および管理策のガイダンスを提供するもの。規格はISO/IEC27009:2016に準拠して作成されている。同ガイドラインが規定している要求事項は汎用的なもので、形態や規模、性質を問わず、すべての組織に適用できるようになっている。サイバーセキュリティ固有の要求事項を記載した4.2節と、JIS Q 27002:2014に関連したサイバーセキュリティ管理策実施のためのガイダンスを記載した5章から構成され、サイバーセキュリティ固有の管理目的および管理策を附属書Aに列挙している。なお、組織が同ガイドラインへの適合を宣言する場合には、4章および5章に規定する、いかなる要求事項の除外も認められないとしている。
Oracle Weblogic Server の wls-wsat コンポーネントにおけるデシリアライゼーションの不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.15 Mon 8:30