株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは12月25日、IoT/組み込み機器のデバイスメーカー向けのマルウェア対策ソフトウェア「WhiteSec(ホワイトセック)」を同日より販売開始したと発表した。同製品は、同社が2004年の提供開始から機能強化を重ね実績を積んできたサーバ向けOSセキュリティ強化ツール「SHieldWARE」のセキュアOS技術を応用したものとなっている。価格は個別見積。今後2年間で2億円の売上を目指す。同製品は、あらかじめホワイトリストに登録されたプログラムのみ実行を許可するため、定義ファイルが不要な上に新種のマルウェアにも対応する。また、デバイス制御機能によってUSBメモリなどを経由したマルウェア感染も防止する。さらに、プログラム実行時にメモリ領域の整合性をチェックするメモリ保護機能により、バッファオーバーフローの脆弱性を利用した不正なコードの実行を防止する。これにより、ホワイトリストで許可されたプログラムに脆弱性が発見された場合のリスクを低減できる。
Windows Credential Manager から一般権限で一部の認証情報を取得するスクリプト Invoke-WCMDump(Scan Tech Report)2017.12.25 Mon 8:30