BBソフトサービス株式会社(BBSS)は12月22日、「インターネット詐欺リポート(2017年11月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。これによると、11月のインターネット詐欺サイトの検知数は1,527,361件で、前月より6.7%減少した。内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが86.47%、フィッシング詐欺サイトが9.64%、マルウェア感染サイトが0.06%、ボーガスウェア配布サイトが3.44%、ぜい弱性悪用サイトが0.39%を占めていた。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで67.11%、Androidで94.41%、iOSで92.23%となっている。全体ではワンクリック・不当請求詐欺サイトの検知率が増加しており、WindowsとAndroidの増加が目立った。