昨年の米国大統領選挙に関連したサイバー攻撃問題で、有権者からの訴訟を受けて捜査が進められていたコンピューターから、データが消し去られた。
このサーバーはジョージア州 (僅差でトランプが勝利し、16票の選挙人票をもたらした州) のもので、 同州の選挙システムの結果データが保存されていた。データの消失により、コンピューターに不正なプログラムが仕掛けられていたのかどうか、分析は不可能となった。
選挙センターに報告したにもかかわらず、このセキュリティホールはその後7ヶ月の間、何の対策もなく放っておかれた。
最後に、ハンキンス氏はクラウドセキュリティ全体像を戦略メニューとして図示した。上記で説明したソリューションやツール、各種フレームワークやプラットフォームが、機能や用途ごとに俯瞰できるものだ。この図は、ガートナーのクラウドセキュリティのコンサルティングの戦略ベースを示したものといってもよい。自社のセキュアクラウドを構築するときの「レシピ」として利用することができるだろう。
幸いなことに、これらの履歴書の情報はほとんどの場合少なくとも 10 年前のものだが、それでも個人情報が多く含まれていることには変わりない。
大英図書館には多くの個性がある。独特の複雑な役割分担があり、それは法律で独自に規制されている。別の見方をすれば、ITインフラストラクチャは古くから確立されたコアサービスとの間でリソースを奪い合い、しばしば失敗するという点で、国やその他の大規模な組織の典型である。大英図書館の状況も、うまくいかないことの壮大な例にすぎない。