株式会社DataSignは8月30日、 国内の上場企業3,558社のコーポレートサイトを対象に独自調査を行った「利用されているWebサービス」をまとめた「DataSign Report」を公開した。同調査は、同社の第1弾のプロダクトである、オンラインプライバシーの適切な運用をサポートするためのサービス「DataSign FE」を開発・提供する過程において、さまざまなWebサービスがどのようにデータを収集し、オプトアウト等の仕組みを提供しているのかを独自調査したもの。企業が内部で利用しているWebサービスは含まない。Webサービスにおけるパーソナルデータ活用の実態把握と、オンラインプライバシー運用への取り組みが改善されることを目的としている。調査結果によると、検出されたサービスTOP100の上位は「Googleアナリティクス」が83.05%と圧倒的な1位となり、「DoubleClick」(44.07%)、「Google Developers」(35.67%)と続いた。サービスタイプ別では「広告」がもっとも多く28.63%、「アクセス解析」(19.67%)、「データ収集」(5.00%)と続いた。業種別で見ると、空運業が16を超えて1位、その半数を広告が占めていた。2位は保険業で13強、やはり広告が半数を占めた。3位は不動産業となっている。