アジア以外ではランサムウェアの検出数が前年の2倍に、脅威の進化も(チェック・ポイント) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

アジア以外ではランサムウェアの検出数が前年の2倍に、脅威の進化も(チェック・ポイント)

チェック・ポイントは、セキュリティ脅威情報の知見をコミュニティに提供する新たなオンライン・プラットフォーム「Check Point Research」を通じた情報提供を開始すると発表した。また、「チェック・ポイント サイバー攻撃トレンド2017年上半期レポート」も発表した。

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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は8月29日、セキュリティ脅威情報の知見をコミュニティに提供する新たなオンライン・プラットフォーム「Check Point Research」を通じた情報提供を開始すると発表した。また、ランサムウェア、バンキング・マルウェア、モバイル・マルウェアに関するトレンドを包括的に解説した「チェック・ポイント サイバー攻撃トレンド2017年上半期レポート」も発表した。

2017年上半期、不正なインターネット広告キャンペーン「RoughTed」の影響を受けた組織は23.5%、「Fireballマルウェア」の影響を受けた組織は19.7%に上った。また、北中南米地域とヨーロッパ、中東、アフリカ地域(EMEA)では、ランサムウェア攻撃の検出数が前年同時期に比べて2倍近くに増加した。さらに傾向として、Fireballマルウェアの登場とモバイル・デバイスを標的とするアドウェア・ボットネットの勢力拡大、入手可能になった国家レベルのハッキング・ツール、新たなモバイル・バンキング・マルウェアの台頭などを挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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