「Firebox」の新モデルを発売、暗号化トラフィックの処理速度を高速化(ウォッチガード) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「Firebox」の新モデルを発売、暗号化トラフィックの処理速度を高速化(ウォッチガード)

ウォッチガードは、次世代UTM「Firebox M Seriesアプライアンス」のハードウェアアップグレードモデルとして「M370」「M470」「M570」「M670」の4モデルを発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は8月23日、次世代UTM「Firebox M Seriesアプライアンス」のハードウェアアップグレードモデルとして「M370」「M470」「M570」「M670」の4モデルを発表した。全てのモデルにおいて、HTTPS暗号化トラフィックに対するパフォーマンス評価の結果、競合製品と比較して約3倍の処理スピードを達成したという。通信を暗号化する常時SSL/TLS化が普及する中で、セキュリティチェックをするには一度復号化する必要があり、速度が低下する傾向がある。それをくつがえした形だ。

また「M370」は、HTTPSのフルインスペクションを他社のソリューションと比較して94%上回るスピードで実行したと報告されている。「M370」以外の3モデルでは、暗号化Webトラフィックの処理に最適化、Copper/Fiber対応のポートも追加された。ユーザはネットワークモジュールを追加することで、CopperまたはFiberのポートを増設し、中堅規模企業のデータセンタにおける10G光ファイバー回線の増加などにも対応できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×