独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月8日、株式会社バッファローが提供する無線LANルータ「WCR-1166DS」にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.8。三井物産セキュアディレクション株式会社の白石雅氏が報告を行った。「WCR-1166DS ファームウェア 1.30 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2017-10811)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品の管理画面にアクセス可能なユーザによって任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。