独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月8日、株式会社バッファローが提供する無線LANルータ「WSR-300HP」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。「WSR-300HP ファームウエア 2.30 およびそれ以前」には、任意のコードが実行可能な脆弱性(CVE-2014-8361)が存在する。この脆弱性により、リモートの第三者によって細工されたリクエストを実行することで、任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。