独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月9日、国税庁が提供する「事前準備セットアップファイル」のインストーラに、DLL読み込みに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。三井物産セキュアディレクション株式会社の吉川孝志氏が報告を行った。「事前準備セットアップファイル」のインストーラ(jizen_setup.exe:2017年5月25日(木)より前にHP上に掲載されていた版)」には、DLLを読み込む際の検索パスに問題があり、意図しないDLLを読み込んでしまう脆弱性(CVE-2017-2215)が存在する。この脆弱性により、インストーラを実行している権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、前述のファイルをダウンロードしコンピュータ上にある場合は、実行せず速やかに削除するよう呼びかけている。