Joomla! 3.7 系において com_fields コンポーネントでの値検証不備を悪用して SQL インジェクションが可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.09.21(木)

Joomla! 3.7 系において com_fields コンポーネントでの値検証不備を悪用して SQL インジェクションが可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

◆概要

世界的に普及率が高い CMS ソフトウェアである Joomla! に、SQL インジェクションの脆弱性が報告されています。攻撃者により脆弱性が悪用されてしまった場合、Webページが改ざんされることや、データベースから機密情報を漏洩させられてしまう可能性があります。Joomla! で作成されているWebサイトを運営している場合は、アップデートにより早急に対策してください。

----------------------------------------------------------------------

◆分析者コメント

今回報告された SQL インジェクションの脆弱性は、バージョン 3.7 系から導入された新機能に起因する脆弱性であり、影響を受けるバージョンも 1 つと限定的ではあります。しかし、攻撃クエリが複数公開されており、手順も容易であるため、攻撃者に狙われやすい脆弱性であると考えられます。公開されている攻撃コードでは、GET メソッドを用いているものが多い印象ではありますが、POST メソッドで POST データとしてクエリを送信しても、同様に脆弱性の悪用に成功することを確認しています。SQL インジェクションも複数パターン実行可能であり、検知難易度を上げやすい脆弱性であると考えられます。Joomla! で作成した Web サイトを運営している管理者は、早急に利用している Joomla! のバージョンを確認し、アップデートすることで対策してください。

----------------------------------------------------------------------

◆深刻度(CVSS)

本記事の執筆時点 (2017 年 5 月 24 日) で、CVSS 値の情報は公開されていません。

----------------------------------------------------------------------

◆影響を受けるソフトウェア

Joomla! のバージョン 3.7.0 のみが当該脆弱性の影響を受けます。

----------------------------------------------------------------------
◆解説
世界的に普及率が高い CMS ソフトウェアである Joomla! に、SQL インジェクションの脆弱性が報告されています。攻撃者により脆弱性が悪用されてしまった場合、Webページが改ざんされることや、データベースから機密情報が漏洩させられてしまう可能性があります。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. Wi-Fiルータを攻撃し、Androidユーザを感染させるトロイの木馬を発見(カスペルスキー)

    Wi-Fiルータを攻撃し、Androidユーザを感染させるトロイの木馬を発見(カスペルスキー)

  2. 自動車ハッキングのリスク 本当のところ - 名古屋大学 高田教授に聞く

    自動車ハッキングのリスク 本当のところ - 名古屋大学 高田教授に聞く

  3. Apache Struts 2 において REST プラグインの実装不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

    Apache Struts 2 において REST プラグインの実装不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

  4. Windows OS における SMB プロトコルの実装を悪用してサービス不能攻撃が可能となる問題 - SMBLoris(Scan Tech Report)

  5. Git における値検証不備を悪用して任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  6. 富士ゼロックスが提供する複数の製品に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  7. 「WannaCry」や「Mirai」の亜種や別種によるアクセスが増加(警察庁)

  8. NTT西日本の「フレッツ接続ツール」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  9. 幅広い環境が影響を受けるBluetoothの脆弱性「BlueBorne」に注意喚起(JPCERT/CC)

  10. Microsoft Windows の GDI に Palette オブジェクトにおける整数オーバーフローにより管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×