独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月28日、Artifex Software, Inc.が提供する「Ghostscript」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。なお、この脆弱性を使用した攻撃活動が確認されている。「Ghostscript 9.21 およびそれ以前」には、.rsdparamsにtype confusionの問題があり、細工された .epsファイルを処理することで -dSAFER オプションが回避される脆弱性(CVE-2017-8291)が存在する。この脆弱性により、結果として任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。