独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は4月25日、日本の情報セキュリティを牽引する若手人材(22歳以下の学生・生徒)を対象とした「セキュリティ・キャンプ全国大会2017」の参加者募集を同日より開始したと発表した。5月29日まで募集を受け付ける。同大会は今回で14回目となり、これまでに581名が修了している。今回は、昨年初めて実施した「集中講義」を進化させ、“特定のテーマにどっぷりつかる”ことを目的に「集中コース」を新設する。このコースには「言語やOSを自作しよう」「セキュアなCPUを自作しよう」「Linux 向けマルウェア対策ソフトウェアを作ろう」の3種類の講義を用意。全日程(延べ28時間)でひとつのテーマだけに取り組む。昨年と同様の、主に1コマ4時間程度の講義は全30種類を用意(「選択コース」)。「選択コース」の参加者は1コマごとに希望の講義を選択し、自由に受講プランを組み立てることが可能となる。参加希望者は「選択コース」か「集中コース」を選び、応募する必要がある。応募資格は、日本国内に居住する、22歳以下の学生・生徒(2018年3月31日時点の年齢)で、選択コース 50名、集中コース 30名程度を募集する。応募はWebフォームより行うが、応募課題も用意される。