独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月7日、トレンドマイクロ株式会社が提供する「Trend Micro Control Manager」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。開発者自身が製品利用者への周知を目的に報告を行った。「Trend Micro Control Manager 6.0 Service Pack 3 Patch 2 より前のバージョン」には、ディレクトリトラバーサルやSQLインジェクションなど複数の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、アクセスが許可されていないControl Managerサーバ上のファイルにアクセスされる、任意のコードを実行される、任意のSQL文を実行されるといった影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。