独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、Apple社が提供するモバイルデバイス向けOS「iOS」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「iOS 10.3.1 より前のバージョン」には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2017-6975)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該機器の無線範囲内にいる第三者によって、Wi-Fi chip 上で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、システムをアップデートするよう呼びかけている。