3月8日からの3日間は東京で、3月16日には大阪にて開催される「Security Days Spring 2017」。国内外のセキュリティベンダーによるセミナー中心のイベントで、多くの企業や専門家が最新知見の講演を行う。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルパートナー(ネットワーク製品)を務めるシスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)。3年後を見据えたシスコのセキュリティへの取り組みと、Security Days のセッションの見どころについて、同社セキュリティ事業 エバンリジェリストの西原 敏夫 氏に聞いた。
――シスコのセキュリティへの取り組みについて教えてください。
現在は約4分の3の企業がハイブリッドクラウドを利用し、スマートフォンやタブレットなどデバイスも多様化しています。シスコは5~6年前から、n 対 n に複雑化していく通信の中心にあるネットワークで、セキュリティを担保することを提唱してきました。いくつも必要なソリューションを開発し、製品ポートフォリオに組み込んできましたが、やっと完成に近づいてきています。