女性の世代別スマートフォン利用実態、女子高生の特徴が顕著に(MMD研究所) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

女性の世代別スマートフォン利用実態、女子高生の特徴が顕著に(MMD研究所)

MMD研究所は、女性のスマートフォン利用実態についてインテルセキュリティと実施した共同調査の結果について、コラムで公開した。

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MMD研究所(MMDLabo株式会社)は2月1日、女性のスマートフォン利用実態についてインテルセキュリティと実施した共同調査の結果について、コラムで公開した。「女子高生」「女子大生」「20・30代独身社会人女性」「30・40代既婚女性」の4属性を対象としている。調査結果によると、所有するスマートフォンでは「iPhone」の割合が女子高生で84.8%ともっとも高く、年代が上がるにつれて割合は下がるものの、30・40代既婚女性でも62.9%と高い数値となった。

SNSアプリの利用割合では、すべての年代で「LINE」がトップとなったが、2位以降は年代により差が出た。「Twitter」「Instagram」は若い世代で活発に利用されているが、「Facebook」は女子高生で10%と低いが女子大生になると2倍以上に増え、独身社会人女性ではさらに約1.5倍となる。また、女子高生の「フリマアプリ」の利用率の高さも特徴となっている。

スマートフォンを使用していて経験したことでは、「迷惑メールが送られてきた」「知らない人からLINEが来た」「詐欺メールが送られてきた」は、いずれの世代でも高い結果となった。一方で「ワンクリック詐欺画面の出現」が世代が若いほど経験率が高くなっている。ワンクリック詐欺画面は違法なアダルト系の動画サイトで出てくることが多く、未成年でも簡単にそのようなサイトにアクセスできてしまう実態が見えるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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