実際に標的型攻撃マルウェアに感染したPCをフォレンジック--J-CRATレポート(IPA) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.18(土)

実際に標的型攻撃マルウェアに感染したPCをフォレンジック--J-CRATレポート(IPA)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は1月27日、分析レポート「サイバーレスキュー隊(J-CRAT)分析レポート2016~長期感染の実態 一台の感染PCに残された攻撃痕跡の分析~」を公開した。今回の分析レポートでは、J-CRATのレスキュー活動で入手した、標的型攻撃で使われるマルウェアに感染したPCに残されていた攻撃痕跡をもとに、攻撃者の挙動の推測や、攻撃過程で生成されたと思われるファイルの分析を行い、攻撃を検知するための対策例や、調査方法例を紹介している。

レポートは「はじめに」「不審通信から攻撃インフラを分析する」「攻撃痕跡から攻撃者の挙動を推測する」「攻撃者の検知と調査の手法を検討する」「おわりに」の5章で構成されており、CISO、システム運用管理者、システム構築(事業)者それぞれが読むべき項目も提案されている。攻撃の痕跡を分析した結果、このPCがマルウェアに感染したのは2014年5月で、約1カ月にわたり社内のネットワークを調査し、横展開を行ったことや、攻撃者がC&Cサーバを手放した2015年まで、感染PCをコントロール下に置いていたこと、分析を行った2016年までマルウェアが通信を行っていたことなどが判明している。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

    PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

  2. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  5. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  6. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  7. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  8. 文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」策定のポイント(ALSI)

  9. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  10. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×