独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月27日、CubeCart Limitedが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「CubeCart」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは5.0。浅井健氏が報告を行った。「CubeCart 6.1.4 より前のバージョン」には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2017-2098)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバ上のファイルにアクセスされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。