ATMの脆弱性とハッキング、その攻撃事例と安全対策 (CODE BLUE 2016) | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

ATMの脆弱性とハッキング、その攻撃事例と安全対策 (CODE BLUE 2016)

今年の5月、全国のコンビニATMから14億円以上の現金が引き出されるという事件が発生した。この事件では、大量の偽造クレジットカードが利用されたが、ATM詐欺、攻撃はこれだけではない。

研修・セミナー・カンファレンス
ATMは多数のコンポーネントから構成される
  • ATMは多数のコンポーネントから構成される
  • オルガ・コチェトル氏
  • アレクセイ・オシホフ氏
  • ATM内部のソフトウェアの構造。XPが主流でデバイスとアプリのI/FにはXFSという脆弱性の残るWindowsコンポーネントを利用している
  • 日本ではあまりないが、ケーブル類にアクセスできるATMや保守用のケーブルが放置されているATM
  • ATMシステム全体の構造
  • ATMを開けられてしまうと、不正は防ぎきれない
2016年5月、全国のコンビニATMから14億円以上の現金が引き出されるという事件が発生した。この事件では、大量の偽造クレジットカードが利用されたが、ATM詐欺、攻撃はこれだけではない。本稿では、カスペルスキー・ラボのふたりの研究員によるATMハッキングの実態とその対策方法に関する CODE BLUE 2016 で行われた講演をレポートする。

《中尾真二》

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