デジタルアーツ株式会社は12月13日、Webフィルタリングソフト「i-FILTER」とトレンドマイクロ株式会社のネットワーク監視製品「Deep Discovery Inspector(DDI)」との連携オプションを2017年1月より提供開始すると発表した。連携オプションは「FireEye」との連携に続くもので、複雑化する標的型攻撃や「未知の脅威」対策の強化を目的としている。DDIシリーズは、ファイルのふるまい分析だけでなく攻撃に用いられる通信や脆弱性攻撃を検出する複数のエンジンでの解析を行うことで不審な動きを早期に発見し、被害の深刻化を防ぐ。この連携により、DDIシリーズのサンドボックスで検知したC&Cサーバへの通信を、連携モジュールが自動でi-FILTERのデータベースに登録、C&Cサーバへのコールバック通信を即時にブロックすることが可能となり、Web上の複合型の高度な脅威による自社の機密情報の漏えいを阻止できるとしている。