Tenable Network Securityは12月8日、「2017年世界のサイバーセキュリティ信頼度成績(2017 Global Cybersecurity Assurance Report Card)」の調査結果を発表した。同調査は2016年9月、従業員1,000人以上の企業に所属する700人のITセキュリティ専門家を対象に実施したもの。調査結果によると、グローバルなサイバーセキュリティへの信頼度は2016年から6ポイント低下し、全体で70点となった。これは「C-」の評価を示すものとなる。また、ITセキュリティの専門家が現在直面している最大の課題として挙げたのは「圧倒的なサイバー脅威の環境」で、2年連続となっている。僅差で「従業員のセキュリティ意識の低さ」、そして「ネットワークの可視性の欠如(BYOD、シャドーIT)」と続く結果となった。国別で信頼度が高かったのは、「インド:B(84%)」「米国:C+(78%)」「カナダ:C(75%)」となり、日本はF(48%)で9位となっている。