ウイルスバスター for HomeNetworkは、家庭内のBBルーターなど、デフォルトゲートウェイとして設定される機器のLAN側に接続される小さい「箱」だ。つまりアプライアンス製品となる。ARP(Address Resolution Protocol)を利用してLAN内の各デバイスのアドレステーブルをチェックし、それらのデフォルトゲートウェイを自分に変更する。以降は、LAN内の各デバイスの通信を監視し、ルーターの設定変更、DPIによる各デバイスに対する攻撃パケット、不審なデバイスの接続(Wi-Fi経由、物理的接続)などを検知し、攻撃をブロックしたり、警告やメッセージを指定したスマートフォンアプリに送ったりしてくれる。ルーターやNAS、Webカメラなどの管理パスワードの強度を調べる機能や、デバイスごとに持ち主を設定してペアレンタルコントロール(フィルタリングや時間制限)機能も備わっている。