[Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第10回 (最終回) 「知っておくべき著作権・商標権保護の最新動向」 香月 啓佑 氏、佐藤 友治 氏 3ページ目 | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

[Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第10回 (最終回) 「知っておくべき著作権・商標権保護の最新動向」 香月 啓佑 氏、佐藤 友治 氏

11月29日から12月2日にかけて、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催の「Internet Week 2016 ~見抜く力を!~」が、浅草橋のヒューリックホール&カンファレンスで開催される。

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自主的な規制ガイドラインや業界横断的なガイドラインの制定・改定、法・政令・省令改正、TPP批准(法定損害賠償制度、ISP責任制限)などが考えられますが、言うは易し行うは難しでしょうね。

法規制や現在自主的に定めているルールの現状を見直し、その上でそれらへの対応が必要かどうかを考えるプログラムにしたいと思います。

―― Internet Weekで著作権のテーマを取りあげるメリットは何ですか。

知的財産をめぐるセミナーやセッションはたくさんありますが、Internet Weekでやるからにはインターネットに特化したセッションとすることに主眼を置きました。講師も知的財産分野だけでなくインターネット事業実務に詳しい実務家にお願いしました。

知財的なテクニカルタームはしっかり解説いただきつつも、IWの参加者は理解しているだろう技術的な面については確認にとどめるなどして、より深い議論を行えるようにお願いしています。また権利者、弁護士、弁理士、そしてユーザー団体などの、マルチステークホルダーが登壇することも本セッションの特徴といえます。

―― このプログラムをどういう方に聴いてもらいたいですか?

CGM・SNS・オークションサイト・フリマサイト運営者で法務を担当されている方、ISPで法務・顧客サポートを担当されている方に一番マッチはすると思いますが、インターネットにおける著作権・商標権に興味のある方にはどなたでも聴いてもらいたいですね。

―― 最後に、メッセージをお願いします。

インターネットでの知財権侵害にかかる議論においては、サービスやネットワーク運用実務の部分がおろそかになりがちです。規制が強化されてからの議論では遅く、そもそもの議論に必要があれば声をあげることが必要です。またセッションでは質疑応答の時間も設けますので、普段なかなか聞けない疑問点を専門家に相談できるチャンスでもあります。ぜひ多くの方に本プログラムにご参加いただき、インターネットにおける知財権のあり方の議論にご参加ください。

●プログラム詳細
「T13 知っておくべき著作権・商標権保護の最新動向」
https://internetweek.jp/program/t13/
- 開催日時:2016年12月1日(木)09:30~12:00
- 会場:ヒューリックホール&カンファレンス(浅草橋)3F Room3
- 料金:事前5,500円
当日8,000円

9:30-9:45
1) 商標関連全般の動向
安高 史朗(安高特許会計事務所 代表弁理士・公認会計士)

9:45-10:00
2) フリマサイトでの模倣品対策
堤 隆幸(一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカン)

10:00-10:25
3)パネルディスカッション
パネリスト:安高 史朗、堤 隆幸

10:35-10:45
4) 著作権関連全般の動向
香月 啓佑(一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU))

10:45-11:05
5) 著作権侵害サイトのブロッキング、ドメイン名テイクダウン
湯浅 竜(株式会社ドワンゴ コーポレート本部法務部 知的財産セクション セクションマネージャー)

11:05-11:25
6) 法的観点からのブロッキング
森 亮二(弁護士法人英知法律事務所)

11:25-11:50
7) パネルディスカッション
パネリスト:香月 啓佑、湯浅 竜、森 亮二

※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があります。
《ScanNetSecurity》

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