ネットワンパートナーズ株式会社は11月10日、ネット詐欺対策ソリューションにフォーカスした米Easy Solutions社とディストリビュータ契約を締結したと発表した。これによりネットワンパートナーズは、なりすましメール監視サービス「DMARC Compass」、およびフィッシングサイト検知・封鎖サービス「Detect Monitoring Service」を同日よりパートナー企業経由販売を開始するとともに、サポート窓口も提供する。DMARC Compassは、送信ドメイン認証規格「DMARC」を活用し、指定した送信ドメインに関連するすべてのメールをリアルタイムに監視し、なりすましメールを検知する。検知したメールの受信者側の取り扱いポリシーを「受信拒否/迷惑メールとして隔離/指定なし」からサービス利用者側が設定可能にすることで、なりすましメールの無効化も可能なクラウド型サービスとなっている。Detect Monitoring Serviceは、指定したWebサイトに関連する情報(ログインページのコピーサイト/ドメインの新規登録情報/Webサイトの特殊検索/ソーシャルメディア監視等)をリアルタイムで収集・分析し、迅速にフィッシングサイトを検知する。また、24時間365日稼働のオペレーションセンターが、フィッシングサイトのプロバイダやドメインレジストラ等と連携して、検知から平均3.6時間で封鎖するクラウド型サービス。ブラックマーケットで流通しているクレジットカード情報を監視して、被害を防ぐことも可能だという。