独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月20日、オリーブデザインが提供するショッピングサイト構築用のWordPress用プラグイン「WP-OliveCart」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。WordPress用プラグイン「WP-OliveCart 3.1.3 より前のバージョン」「WP-OliveCartPro 3.1.8 より前のバージョン」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-4903)、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2016-4904)、SQLインジェクション(CVE-2016-4905)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、ユーザの意図しない操作を実行されたり、データベース内の情報を取得されたり改ざんされるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
WordPress の Ninja Forms プラグインにおいて投稿内容の検証不備により任意のファイルがアップロードされてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2016.6.14 Tue 8:15