ウェブルート株式会社は10月4日、データサイエンスを生かしたネットワーク異常検知を得意分野とする企業であるCyberFlow Analytics社の買収を発表した。ウェブルートはこの買収により、インターネット接続デバイスの急増や脅威の複雑化に対応する能力を強化するとともに、同社の機械学習に基づくサイバーセキュリティ分野をネットワーク階層にまで拡大できるとしている。CyberFlow Analytics社のFlowScapeネットワーク動作分析ソリューションを組み合わせることで、IPv4とIPv6双方のトラフィックのネットワーク異常を検知し、APT攻撃や内部攻撃を素早く発見したり、新たに接続されたデバイスを、被害が発生する前に特定できるようになる。FlowScapeは現在、初期のパイロット プログラムの一環として、カスタムでの統合や評価用に提供されており、本格的な販売開始とさらなる製品統合は、2017年を予定している。