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2018.01.21(日)

GNU Wget においてファイル名検証不備により任意のファイルがダウンロードさせられてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

◆概要
ファイルのダウンロードなどを行うために利用されるコマンドである Wget において、ファイル名検証不備により意図していないファイルをダウンロードさせられてしまう脆弱性が報告されています。致命的な被害に発展する可能性は低い脆弱性ですが、ソフトウェアの性質上アップグレードが行き届かないと考えられるため、その他の OS コマンドと併せてアップグレードすることを推奨します。
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◆分析者コメント
脆弱性としては意図していないファイルをダウンロードさせるのみであり、ダウンロードさせたファイルを実行させるまでには至らないため大きな被害に発展する可能性は低いと考えられます。しかし、Wget コマンドを実行する際に上書き処理を行う設定をしている場合は元々存在しているファイルを書き換えられてしまう為、.bash_profile などシェルを起動する上で重要なファイルを書き換えられ、意図していない動作を引き起こされてしまう可能性が考えられます。

Wget コマンドはあまり更新する機会がないと考えられるため、脆弱性の影響範囲は広いと考えられます。Wget コマンドを日常的に使用している場合は、脆弱性の影響を受けないバージョンへのアップグレードを推奨します。
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◆深刻度(CVSS)
[CVSS v2]
4.3
https://nvd.nist.gov/cvss/v2-calculator?name=CVE-2016-4971&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N)
[CVSS v3]
8.8
https://nvd.nist.gov/cvss/v3-calculator?name=CVE-2016-4971&vector=AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
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◆影響を受けるソフトウェア
バージョン 1.18 未満の GNU Wget が当該脆弱性の影響を受けます。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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