ビットスター株式会社は6月29日、日本の主要電力会社を対象にWebサイトのSSL対応状況について調査し、BitStarSSLのWebサイトにてランキングを発表した。この調査は、全国の一般電気事業者と呼ばれる電力を供給する事業者10社(北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)を対象に実施したもので、2016年4月11日時点の調査となっている。調査では、対象10社のトップページ、お問い合わせページ、個人契約変更ページについて、HTTPおよびHTTPSでアクセスした結果を評価している。評価はそれぞれのページの基準により「◎」「○」「△」「×」の4段階で評価、◎を5ポイント、○を3ポイント、△を1ポイント、×を0ポイントに換算し、ランキングを算出した。その結果、1位は東北電力と沖縄電力でともに13ポイント、3位は関西電力と四国電力がともに7ポイントとなった。お問い合わせページは高い確率でHTTPSに対応していたが、トップページをEV認証でHTTPS対応(EV SSL化)にしていたのは3社にとどまっている。