日本マイクロソフト株式会社は6月17日、緊急のセキュリティ情報を定例外で公開した。公開されたセキュリティ情報は「MS16-083:Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム(3167685)」で、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1、Windows 10が影響を受ける。
今回のセキュリティ情報により修正される脆弱性は「Adobe Flash Player」に存在するもの。Internet Explorer 10、Internet Explorer 11、Microsoft Edgeに含まれる、影響を受ける Adobe Flash ライブラリを更新することで、CVEベースで38件の脆弱性が解消される。この更新プログラムは、Windows Updateを介して入手できる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》