データ受け渡しの際のUSBメモリでの不正持ち出しや紛失を防止(NTTソフトウェア) | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

データ受け渡しの際のUSBメモリでの不正持ち出しや紛失を防止(NTTソフトウェア)

 NTTソフトウェアは26日、USBメモリーなどによる不正なデータ受け渡しを防止するための機器「Crossway/データブリッジ」の大容量化を行い、同時に廉価版も6月から発売することを発表した。

製品・サービス・業界動向
データセンターや医療機関向けを想定した大容量(データ受け渡し容量/6.85GB)の「Crossway/データブリッジ」(画像はプレスリリースより)
  • データセンターや医療機関向けを想定した大容量(データ受け渡し容量/6.85GB)の「Crossway/データブリッジ」(画像はプレスリリースより)
  • 自治体や金融機関向けに個人情報などの容量が大きくないデータの受け渡しに適した「Crossway/データブリッジmini」。データ受け渡し容量は640MB(画像はプレスリリースより)
  • データのやりとりで「Crossway/データブリッジ」シリーズ、USBメモリ、中間サーバを使った際のそれぞのセキュリティ面での特徴比較(画像はプレスリリースより)
 NTTソフトウェアは26日、USBメモリーなどによる不正なデータ受け渡しを防止するための機器「Crossway/データブリッジ」の大容量化を行い、同時に廉価版も6月から発売することを発表した。

 使い方は、データの受け渡しをしたい2台のPC間に「Crossway/データブリッジ」をUSB接続で繋ぐだけ。USB接続している間だけデータの受け渡しができ、自動記録されるデータの送信ログなどと組み合わせることでて不正利用を防止する。PCとの接続を外すとデータブリッジ内のデータは消去される。

 これまで、特定のPC間でデータのやりとりをオフラインで行いたい場合は、USBメモリーを使って移動させたり、中間サーバなどを設けて行うのが一般的だった。

 しかし、USBメモリーでは、データの不正な持ち出し、紛失によるデータ流出の危険性があり、中間サーバーでは、設置の手間やコストが高額になってしまうという課題があった。

 同製品は、サーバーやネットワーク環境が不要で手軽でありながらも、データの拡散などを制御出来ないUSBメモリーと違い、より厳格な受け渡しを可能としている。

 データセンターや医療機関向けの「Crossway/データブリッジ」は、データ受け渡し容量6.85GBで、価格は198,000円。自治体や金融機関向けの「Crossway/データブリッジmini」は、データ受け渡し容量640MB、価格は128,000円となっている。

確実なデータ受け渡しを実現する「Crossway/データブリッジ」

《防犯システム取材班/小菅篤@RBB TODAY》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×