セキュリティ被害に遭う資産は拡大、第三者による通報が増加--実態調査(IDC Japan) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.15(金)

セキュリティ被害に遭う資産は拡大、第三者による通報が増加--実態調査(IDC Japan)

製品・サービス・業界動向 業界動向

IDC Japan株式会社は4月14日、2016年の国内企業の情報セキュリティ対策実態調査結果を発表した。同調査は国内企業688社を対象に、2016年1月に実施したもの。調査結果によると、情報セキュリティ投資の増減率について2014年度(会計年)と比べ「増加している」と回答した企業は27.2%、「減少する」と回答した企業は10.5%となり、前年の調査とほぼ同程度となっている。

また、2016年度の情報セキュリティ投資を増やす企業は、脆弱性管理とウイルス対策を投資重点項目としている企業が多いことが判明した。しかし、全体の6割超の企業は「投資額は前年度と変わらない」と回答し、3割超の企業は「セキュリティ投資を行う項目を具体的に計画していない」と回答している。

過去1年間で遭遇したセキュリティ被害は、前回(2015年1月)の調査結果と比較すると、ウイルス感染被害が減少し、サーバへの不正侵入や情報漏えい被害が増加した。被害を受けた資産では、クライアントPCが減少したものの、それ以外の資産については被害が増加しており、被害を受ける資産が広がっていえう。また、前回の調査結果と比較すると、顧客やパートナー、第三者からの通報による発見が増加している。

発見してからの収束時間は、52.2%の企業が24時間以内と回答しており、前回の55.9%から長期化している。セキュリティ被害に遭遇する資産は拡大し、セキュリティ被害が表面化し第三者から通報によって発見されるケースが多くなっていることから、セキュリティ被害の重大化が進んでいるとIDCではみている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. イスラエルのサイバー防衛たてつけ~視察団報告

    イスラエルのサイバー防衛たてつけ~視察団報告

  2. 次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

    次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

  3. カスペルスキーに関する一連の報道に対し、代表取締役社長の川合氏が言及

    カスペルスキーに関する一連の報道に対し、代表取締役社長の川合氏が言及

  4. シミュレーションゲーム「データセンターアタック」(トレンドマイクロ)

  5. サイバーセキュリティ経営ガイドライン改訂、経営者が指示すべき10項目見直しや事後対策取組など(経済産業省)

  6. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

  7. ダークウェブからAIで情報収集(DTRS、IISEC)

  8. 2020大会関係者向け疑似サイバー攻撃演習、システムを忠実に再現(NICT)

  9. EDRとSOCを連携させた標的型攻撃対策サービスを提供(TIS)

  10. 学校の自殺予防体制、情報セキュリティ技術活用

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×