独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、シャープ株式会社が提供する「EVAアニメータ用 ActiveX コントロール」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.3。「EVAアニメータ用 ActiveX コントロール」には、バッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2016-1176)が存在する。この脆弱性により、細工されたページにアクセスした場合、任意のコードを実行される可能性がある。同製品はすでにサポートを終了しており、ダウンロードページを含むWebサイトも2016年2月に閉鎖されている。JVNでは同製品を削除するよう呼びかけている。