EMCジャパン株式会社と兼松エレクトロニクス株式会社(KEL)は12月18日、EMCのパートナー販売支援プログラム「ビジネスパートナー」において、RSA製品のリセーラー契約を締結したと発表した。KELは従来よりEMCのゴールドパートナーとしてストレージ製品を販売しているが、今回新たにRSAの認定パートナーとして、セキュリティ管理プラットフォーム「RSA Security Analytics」、エンドポイント フォレンジックツール「RSA ECAT」、GRCプラットフォーム「RSA Archer」の販売を開始する。KELは、ITシステムのインフラ設計、構築および保守のビジネスに強みを持ち、製造業や金融機関を中心にインフラビジネスを展開している。近年は国内でも標的型サイバー攻撃や組織内におけるセキュリティ脅威事案が多発しており、これらの業界では、特に知的財産や個人情報の流出等の予防に積極的に対処するため、最新の対策を導入して事業リスクを低減したいというニーズが高まっている。そこでKELでは、RSAが提供するサイバー攻撃対策ソリューションにより、攻撃の予防や抑止から予兆の検知、対応、被害の把握、拡散防止までを統合的に管理できるセキュリティ対策を提案していくという。